2021年01月4日

農業は“夢”のある職業

田中ファーム   田中 廣之 さん (61 歳)
            良輔 さん  (29 歳)
                              上寺町
今回は、二世代で農業に専従されている田中廣之さんと良輔さん親子を訪ね、お話をお聞きしました。

―農業との出会いは―
・廣之さん=19歳の時に父が亡くなり、農業は会社勤めをしながら兼業していました。そして30歳ぐらいの頃から「安定しているサラリーマンもいいけど、会社に縛られる。しかし農業は、自己責任ではあるが、自由に自分で考え行動できる仕事」と、興味を持って考えるようになりました。そして、高齢などで離農される地域の方もおられる状況もあって、44歳の時に専業農家になることを決断しました。
・良輔さん=父の作業を手伝いながら23歳まで会社勤めをしていました。でもアイデアを出しながら農業に取り組んでいる父の姿を見て、魅力を感じ脱サラしました。

― どんな施設でどんなものを作ってますか(経営面積など) ―
 水稲16ヘクタール、麦作10ヘクタール、大豆作10ヘクタールです。

― どんなところに気をつけていますか ―
・お二人=私共に預けて下さる地権者(土地の所有者)さんに安心され、信頼いただける丁寧な作業に心掛けています。また農業は天候に対するリスク(左右される)がありますので、そのリスクの軽減(対応)が課題です。

― 喜びややりがいは ―
・廣之さん=農業は良い時と悪い時があって、安定せず大変ですが、そのことがまたやりがいだと思っています。
・良輔さん=思い通りに作業が出来て、思い通りに収穫できた時です。

―趣味や楽しみなど―
・良輔さん=音楽です。高校時代にバンドを組んでいたこともあります。チャンスがあればやりたいです。でも今は農業の勉強中です。

― これからの目標(夢)は ―
・廣之さん=地元を大切にして、私共に預けてくださる田んぼを責任もって、より良く管理出来るようにしていきたいです。また、これからも健康とケガに気を付けて楽しく、永く農業と関わっていきたいですね。
・良輔さん=情勢を見極めながら、耕作規模を拡大して大規模農業を目指していきたいです。

―消費者のみなさんへ―
・廣之さん=“食”、“農業”に興味と理解を深めて欲しいです。そして我々農業従事者もアピールしていきたいです。

お二人は、「農業はしんどいイメージがありますが、機械化が進んでおり、スムーズに効率良く作業できるようになってきました。高齢化で後継者不足が懸念されていますが、とくに機械が好きな子には魅力ある職業だと思います。大型特殊、ドローンなどの免許を取得して大きな仕事ができる“夢”のある職業です」と、口を揃え話しておられました。